令和6年9月10日、2~3年生選択の「絵画」の授業において、女子美術大学の出張講座として、油絵具づくりが行われました。
講師として女子美術大学の広瀬晴美先生にお越しいただき、石を粉砕してつくった顔料を用いて、油絵具をつくる実習をご教授いただきました。
いわゆるチューブに入った絵具を、なるほどこうやって作ったものを入れているのか。。など発見ばかり。実際に絵具をこねて作っていくのですが、生徒たちの手つきの良さと真剣さに驚きました。みんな初めてだったようですが、手先が器用なんだなと感心しました。
今回つくった青はラピスラズリが原料で、この貴重な青絵具を絵画にふんだんに使うことで、権力を誇示したといわれているとのこと。高知では「絵金さん」の赤も同様の方法の絵具だそうで、土地によって取れる石で色が変わってくるそうです。
広瀬先生、貴重な体験をさせていただき、改めて感謝申し上げます。
(広報担当)